メディカルアロマ清水 みゆき
赤ちゃんのあせも改善に!桃の葉ローションの作り方と市販品の選び方
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こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。
今回は、赤ちゃんのあせもにオススメの桃の葉ローションの作り方、市販の桃の葉ローションの選び方のコツについて、お話します。
蒸し暑くなってくるとできる、あかちゃんのあせも。
首やオムツまわりにポツポツできて、痒そうにしていると、ママもつらいですよね。
「病院にいくほどひどくない汗疹けれど、悪化する前にケアしたい」
そういう時にオススメなのが、桃の葉ローションです。
うちの娘もあせもができやすくて、よくお世話になりました^^
それでは、詳しくお話していきますね!
この記事を書いた人
清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。
桃の葉は、バラ科のモモの葉です。
昔から、民間療法で入浴剤として使われていました。
タンニン、ニトリル配糖体といった成分が含まれていて、
特に、夏のあせもやかぶれ、肌荒れによいです。
桃の葉ローションの作り方
庭に桃の木がある!という方もいるかもしれませんが・・・
桃の葉は、生のものではなく、乾かしたドライのものを使います。
(生を使うときは、量がたくさん必要です。)
漢方とハーブの通信講座(初級)のハーブキットにも、桃の葉は含まれています。
■材料
・桃の葉 5 g
・水 500 mL
私が購入しているのはこちらの桃の葉です。
1. 鍋に、桃の葉、約5gに対して、水を500mLいれます。
2. 火をつけて、沸騰してから弱火で10分ほど、ぐつぐつします。
(これが煎じる作業です)
3. 桃の葉をこして、液体を桃の葉ローションとして使います。
手づくりの桃の葉ローションは無添加です。
冷蔵庫保存で、2,3日ほどで使いきってください。
我が家では、冷めてから、コットンにひたしてパタパタとつけています。
冷蔵庫で保管していた場合、冷たすぎることもあります。
ママの手であたためてから使ってくださいね。
汗をかく夏の間ずっと使い続けていても問題ありません。
あせもだけでなく、おむつかぶれや日焼けの後のケアにも使えます^^
【注意点】
桃のアレルギーの方は注意が必要です。
自分でわからないときは、念のためパッチテストをしてくださいね。
桃の葉ローションは入浴剤にもなる!
作った桃の葉ローションが余ったら、入浴剤にもなります。
私は、2~3日では使いきれないことが多くて、余りはお風呂に入れて入浴剤にしていました^^
ほんのり葉の香りがただよって心地よいですよ!
ちなみに、
桃の葉だけをお風呂に浮かべても、入浴剤としてはあまり意味がありません。
有効成分が溶け出さないからです。
入浴剤として使う場合も、煎じてから使ってくださいね。
市販の桃の葉ローションの選び方のコツ
桃の葉ローションには市販品もあります。
いろいろなメーカーから販売されています。
こちらは、ピジョンの桃の葉ローション。
さいごに
というわけで、
赤ちゃんのあせも対策にオススメの桃の葉ローションの作り方、市販の桃の葉ローションの選び方について、お話してきました。
赤ちゃんにも安心安全の桃の葉、夏の肌トラブルに積極的に使ってくださいね。