子どもの日焼け対策には、日焼け止めだけでなくハーブや漢方も大活躍

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大空にまぶしい太陽。

いいお天気が続くと、
子どもと一緒にお散歩したり、
水遊びやプールにいったり、
お外で過ごすことも多いですよね。

そんな時に気になるのが、
日焼け、紫外線。

ママにとっては、自分はもちろん、
お子さんの日焼けも気になるところ。

日焼け対策、日焼け後のケアって、なにかしていますか?

この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

子どもにも日焼け止めを塗った方がいい?

日焼け対策といえば、
まず思い浮かぶのが日焼け止め。

最近は、子ども向けの日焼け止めもいろいろありますね。

「子どもにも日焼け止めは必要なの?」
よく聞かれる質問のひとつです。

我が家では、
私以外は日焼け止めは使っていません。
(私は年齢的にも必要^^;)

主人も子どもたちも
ベタベタしたり、白くなるのが嫌なんですって。

まあ、どんなにやさしい処方の日焼け止めでも、
肌にはなんらかの負担になりますし、

塗った日焼け止めをおとすために
クレンジングを使ったり、

日焼け止めをしっかり落とすことができずに
肌に残ったままだと、肌に負担になるかなとおもうと、

毎日の生活では、
無理に日焼け止めを塗らなくてもいいかなと思っています。

というわけで、家族には無理強いしていません(笑)。

でも、日焼けに免疫ができていない状態で、
いきなり海に行くとか、
プールで一日過ごす場合は、
長そでやラッシュガードを着て対策するのも大切だとおもいます。

あと、我が家では、日焼け止めは使いませんが、
一日中、戸外で過ごして太陽をいっぱい浴びた後は、
その日のうちにしっかりと日焼けケア、日焼け後のお手入れをしています。

赤ちゃんでも安心して使える!ハーブウォーターで子どもの日焼け後のお手入れ

我が家では、日焼け後のケアといえば、
芳香蒸留水(ハーブウォーター)の出番です。

フローラルウォーターとか、
ハイドロゾルとか言われます。

アロマテラピーに使う精油は
ハーブの葉や花などを蒸留してつくられます。

蒸気を冷やして水にしたときに、

表面に浮いている油分=精油、
精油以外の水にとけている液=芳香蒸留水

簡単にいうと、こんな感じです。

精油よりも刺激が少ないので、
赤ちゃんにも安心して使うことができます。

赤ちゃんでもできる日焼け後のお手入れって、うれしいですよね。

もちろん、薄めたりせずに
そのまま使うことができます。

初めて使う方は、その香りに驚く方も多いです。

穏やかに、
でも、しっかりとはたらいてくれます。

たくさんの種類のハーブウォーターがありますが、

日焼けで使うなら
ラベンダーウォーターがおすすめです。

by カエレバ

ラベンダーは、
肌のやけど状態の炎症をやさしく和らげながら、
あたらしい細胞の成長をサポートしてくれます。

日焼けの後は、冷やすことが大切。

ハーブウォーターは
ほてった肌をクールダウンしてくれて
とっても気持ちがいいです。

もし、ハーブウォーターはないけれど、
ハーブティーならあるわ!という場合は、

ラベンダーのハーブティーでも代用できますよ。
(もちろん、飲んでもOK!)

屋外で過ごす時間が長かった日は
いつも子どもたちと一緒にラベンダーウォーターで
コットンパックしています。

お風呂に入浴剤かわりにいれることもあります。

とにかくその日のうちに、早めのケアを心がけています。

日焼けがひどくてつらいときは、漢方の紫雲膏もおすすめ

肌が赤い、ヒリヒリするといった軽い日焼けではなくって、

水ぶくれができたり、
痛みがあるようなひどい日焼けでつらい場合は、

紫雲膏(しうんこう)
という漢方薬の塗り薬もおすすめです。

by カエレバ

紫雲膏は、紫色と独特の臭いに好き嫌いがわかれそうですが、
やけどの特効薬として有名です。

やけどだけでなく、ひどい日焼けのときにも使えます。

塗っても色はそのままですので、
特に、顔に塗る場合は夜がいいかもしれません。

あと、洋服やシーツにつくと取れにくいのでご用心です。

日焼け対策=日焼け止めと考えがちですが、

紫外線や日焼けのダメージをうけにくい(回復しやすい)
からだつくりも大切ですね。

<肌は食べ物からつくられる>という言葉もありますし、
普段からの生活の積み重ねが大切だなって感じています。

それが、日焼け対策だけでなくって、
熱中症や夏バテしにくいからだつくりにもつながりますよね。

子どもにも日焼け止めは必要?と不安に感じるお母さんは、
まず、やさしい日焼け後のお手入れからはじめませんか?

そして、お肌にもからだにも、疲れをためないようにしていきましょう!