イライラ解消と精神安定、同じようで違う私のハーブティーの選び方

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ママとして、
いつもニコニコしてたいけれど、
そうもいかない今日この頃です。

イライラしたり、落ち込んだりした時、
気持ちを落ち着かせてくれるようなハーブがあれば、
ぜひ教えてください!

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メルマガ読者さまから、こんなメッセージをいただきました。
ありがとうございます!

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ものすっごく共感します。

私も仕事や役員の仕事で疲れていたり、
生理前と重なったときとか、
わけもなくイライラしたり、
子どもたちを怒ってしまうこと・・・あります。

「感情的に怒ってしまった」って落ちこむこと・・・あります。

できることなら、
いつも笑顔のママでいたいもの。

私は、ハーブティーに助けてもらっています。

ハーブに癒されるからだけではなくって、
漢方的にもハーブティーは理にかなっているんですよ。

この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

イライラや気分の落ち込み、不安感の原因を漢方的に考えてみる

イライラや気分の落ち込みって、
漢方的に考えると、
からだの<気>の巡りの乱れが原因とされます。

漢方の基本的な考え方のひとつに、気・血・水(き・けつ・すい)があります。

<気>は、目に見えない生命エネルギー
<血>は、血液やその流れ、栄養成分
<水>は、血液以外の液体、うるおいの水

からだをつくる気血水が、多すぎたり、少なすぎたりしないで、
からだ全体をぐるぐるとめぐっている状態=健康と考えます。

<気>っていうのは、
目にみえないエネルギー。

元気の<気>、
気持ちの<気>と同じです。

この<気>がスムーズにからだを巡っていること、
それがとっても大切です。

気の巡りが悪くなると、
イライラ、気持ちの落ち込みだけでなく、
のどや胸のあたりがつまった感じ、
お腹にガスがたまる、
なかなか眠れない、

こんな不調が出やすくなります。

勤務先の薬局でお話していると、
子育て中のママさんや
お仕事や介護されている女性に
<気>の巡りが悪くなっている方が多いように感じます。

どうしても、
ストレスや疲れがたまりやすいのかもしれないですね。

<気>の巡りの乱れの特効薬は、なんといっても<香り>です。

イライラか、それとも気分の落ち込みか、似ているようで違うハーブティーの選び方

以前のブログ記事にも書きましたが、
春は、<気>の巡りが悪くなることが多いです。

春なのにイライラする、漢方的に考える情緒不安定の原因と私の解消法

この記事で、薄荷(ペパーミント)やジャスミンといった
<香りのよい>ハーブティーがおすすめとご紹介しました。

私の場合、 イライラするときと、
気分が落ちこんでいるときで、選ぶハーブティーが違います。

イライラのときは、
爽やかな香りのかんきつ系のハーブ。

オレンジフラワー、オレンジピール(陳皮:ちんぴ)、レモンバーベナ、レモングラスなど。

気持ちをリフレッシュする感じですね。

柑橘系のハーブだったり、レモンの香りがするものばかり。

柑橘類って、<気>の巡りをよくするはたらきもあるので、ぴったりです。

ちょっと気持ちがへこんでいるときは、
香りが華やかで見ためもきれいなお花系のハーブ。

ローズレッド、ラベンダー、ジャスミン、リンデンフラワーなど。

見た目からも癒される感じです。
穏やかなハーブ達ですね。

もちろん、複数のハーブティーをブレンドすることも多いですが、
メインで使うハーブは、<イライラ>と<気分が落ちこむとき>とで決まっています。

相性もいいですしね。

感覚的なところもありますが、面白いです。

ハーブも漢方と一緒で、
一人一人にあわせてカスタマイズできるのがいいところ。

上手に暮らしの中に取り入れて、
家族の太陽のようなママでありたいですね!