ママのためのやさしい漢方 薬剤師プロフィール

ブログにご訪問いただきありがとうございます!

こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師 清水みゆきです。

 

漢方調剤薬局ではたらく薬剤師です。

一見、難しそうで敬遠されがちな漢方やハーブ。

家族の健康を守るママにこそ、
その良さを知ってほしい!もっと生活に生かしてほしい!
薬局での勤務の他に、その専門性を生かして活動しています。

勤務先の薬局や地域の公民館、幼稚園で、
不定期でアロマ&ハーブ講座をリクエスト開催。

2016年度からは、完全オリジナルの講座、
漢方やハーブの通信講座をスタート。

毎回すぐにお申込みいただき、継続して開催中です。

「やさしい言葉でわかりやすくて、すぐに実践できる!」とご好評いただいています。

ママが女性らしく生きるための漢方とハーブの講座も2016年に開催。
オンライン講座として準備中です。

【資格】
■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト

 

薬剤師として働きつつ、
男の子と女の子のお母さんでもあり、
忙しい夫のサポートをする奥さんもしています。

 

大学院を卒業後、
親元から遠く離れた製薬企業の研究所に就職しました。
そのまま結婚、出産。

主人も同じく県外出身です。
頼る人もいない中、子育て、お家のこと、仕事に奮闘中。

バタバタしながらも、
賑やかに楽しく、家族4人で過ごしています。

 

研究職は刺激的で充実していました。

でも、実験やデータ相手の仕事から
<人>と関わる仕事がしたいと、薬剤師に転職しました。

薬剤師としての仕事はかなりハードでした。

仕事と家事の両立にも悩んだりして、
あるとき、体調を崩してしまいました。

 

私と漢方薬との出会い

 

体調を崩した時に出会ったのが、漢方薬でした。

ちょうど薬剤師の研修で行っていた大学病院が、
漢方(和漢診療)が盛んな病院だったんですね。

病院でお医者さまから処方される西洋薬は、
今でている症状を一時的に抑えてくれます。

でも、薬がきれると、もとに戻ってしまうことが多いです。

 

西洋薬と較べて漢方薬は、
<現在の症状を抑える>というよりも、

乱れたからだのバランスを整えることで、
私たちがもつ<治るチカラ>=自然治癒力を高めていきます。

からだ全体をまるごと診ていく感じです。

その結果として、だんだん健康なからだになって、
病気や不調も治っていくんですね。

 

自分が体調を崩したとき、
その場しのぎではなくって、漢方で、根本から不調を改善していきたい!
そう、おもいました。

実際に漢方薬で体調も回復。

また、漢方を知ることで、
これまでのライフスタイルを見直し、季節を大切にするようになりました。

 

自分の経験から漢方のファンになり、漢方調剤薬局に転職しました。

漢方のすばらしさと奥深さを実感しながら、学びを深める日々です。

 

漢方やハーブは子どもにもやさしい

 

長男はアレルギー体質。
離乳食の頃から、卵・牛乳・大豆の食物アレルギーがありました。
(小学生になった現在は何でも食べられます)

そして、風邪をひくたびに、
ゼーゼーしてひどく咳き込んでいました。

私も長男と一緒に眠れない夜を何日も過ごしました・・・。

もちろん、病院も受診していました。
咳がひどい時は、吸入薬のお世話にもなりました。

 

「小さな子ども頃から、薬をずっと飲み続けてもいいのかな?」

 

<薬だけに頼ること>に少しずつ不安が芽生えてきました。

漢方とともに、自然療法(ハーブやアロマ)も学んでいた私。

ハーブも、からだの治るチカラ、自然治癒力を高めてくれます。

 

私は、リラックスやリフレッシュだけでなく、
不調に対して、もう一歩、踏みこんだハーブの使い方をしています。

自然の流れで、子どもにも、ハーブやアロマを積極的に使うようになりました。

 

からだを整える漢方薬を飲み、
ハーブやアロマで予防や早めのケアを心がけ、

それでも、咳がひどいときには、
我慢せずにすぐ病院で吸入などの治療をうけました。

 

 

子どもの健康に一生懸命になればなるほど、
<薬をつかわないこと>が目的になってしまいそうになりましたが、

元気に笑顔で暮らすことが、一番大切なこと。

 

つらいときには、上手に薬を使ってのりきって、
でも、薬だけに頼りすぎることなく、
うまくやめて手放していけるように心がけています。

 

アレルギー体質の長男も、
めったに風邪をひかない元気なサッカー少年に成長しました。

 

心と体にやさしい漢方とハーブで、薬だけに頼らない家族の健康つくり

 

家族みんなで食卓を囲んで、

学校から帰ってくる子どもをおうちで迎え、

おやつを食べながら、子どもとおしゃべりする、

子どもが寝た後は、夫婦の会話をしたり、
たまには、ゆっくりとおひとりさま時間を楽しんだり、

家族のため、自分のためにハーブティーを淹れたり、

いい匂いのお風呂(=アロマバス)にして!
子どもたちのリクエストに応えたり、

あっという間に過ぎていく忙しい毎日ですが、
こういう時間を大切にするようにしています。

 

こういう時間の積み重ねって、
毎日の生活に、気持ちのゆとりをつくりだすとおもうんです。

 

気持ちに余裕があると、
自然と笑顔になりますよね。

ちょっとしたゆとりのある暮らし、
やさしい時間って、漢方やハーブにもすごく馴染むんです♪

ハーブティーを淹れるときに、
ふわっとひろがる香り、

ティーポットでゆれるハーブ、

すごく癒されます^^

漢方やハーブがある暮らしって、
からだにもこころにもやさしいなあって感じます。

 

私は薬剤師ですが、
薬だけに頼りすぎずに健康でありたいとおもっています。

 

一般的な西洋薬ほど強くはないけれど、
からだに負荷なく、じんわりよりそってくれる漢方薬。

 

「なぜかわからないけど効く」というのではなく、
漢方薬には、ちゃんと歴史的にも根拠があります。

ハーブも、古代から使われている歴史がある自然療法です。

やさしいだけじゃなく、頼もしいですよね。

 

しかも、漢方の中には、
風邪や便秘、腹痛時など、西洋薬なみに即効性があるものもあります。

インフルエンザや風邪の予防、
鼻水や咳、便秘や痒みなど、
病院に行くほどではないけれどちょっと体調が悪いときには
わたしたち家族はみんな、漢方薬やハーブの助けをかりています。

 

家には、家族それぞれの体質や
なりやすい症状にあわせた漢方薬を常備しています。

そうやって、病院へ行く前にまず、
おうちでできるお手当を心がけています。

ちなみに、毎日飲んでいるハーブティーは、
季節や気になる症状を考えたオリジナルブレンドです。

 

漢方やハーブ、アロマを日常のケアにつかっているせいか、
子どもたちは<薬=漢方やハーブ>と思っているようです^^;

 

私にとっての<当たり前>の漢方やハーブのある暮らし。

薬だけに頼らない、家族の健康、笑顔つくりにお役にたてばうれしいです。

こちらもぜひお役だてくださいね。

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*薬剤師としての経験や知識をもとにブログを書いていますが、
もしかしたら、誤解をまねくような表現をしてしまうことがあるかもしれません。

お薬の服用は、これまでの病歴や服用歴、アレルギーなどによりますし、
特に漢方薬は一人一人の体質によってあうものが違います。

実際の服用に関しては、
かかりつけのお医者さまや薬剤師さんにご相談したりして、
自己責任でお願いいたします。
(当ブログを利用したことで生じる損害においても責任を負いかねます。)