富山市主催「漢方×ハーブでウォームビズ」の講師活動のご報告、2023年度

この記事には、商品のプロモーションを含む場合があります。

こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。

去年に引き続き、今年も富山市主催のこちらの講座
「ヨガ×漢方×ハーブでウォームビズ」
漢方×ハーブ教室の講師を担当させていただきました。

ブログでも簡単に活動報告させていただきます。

この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

ヨガ×漢方×ハーブでウォームビズ

・体を温めるハーブティー

・体を温める働きのある精油、その使い方

・冷える場所別に漢方的に考える冷えの原因と改善法

・体を温める食べ物について

詳しい内容は、富山市主催「漢方×ハーブでウォームビズ」の講師活動のご報告、2022年度とほぼ同じです。

清水 みゆき
去年のアンケートで、「気血水という言葉が急に出てきて分からなかった」とご意見があったので、説明を追加しました。
なかなか説明が難しいところですが…、理解を深めるのにお役にたてばうれしいです

 

講座にご参加いただいた方のご感想

富山市漢方ハーブ教室

「漢方×ハーブ教室」にご参加いただいた方のご感想の一部です。

・冷えにもタイプがあることを知ったので、ハーブを取り入れたり、日常で心がけたいと思う。

・自分の体のタイプによって、ハーブの取入れ方が違うこと、「気・血・水」に普段から気持ちを向けていきたいと思いました。

・ハーブのお話とても勉強になりました。バスソルトやってみます。

・試飲があればもっとよかった。冷えにはタイプがあり、私のタイプがわかったので、そこを改善していきたい。

・少しレベルが高いと思っていた漢方・ハーブが身近に感じ、効能も知れたので生活に取り入れたいと思いました。

・手軽に自宅で取り入れることが出来ることをいろいろ教えていただき、ハーブやアロマも使ってみようと思いました。

 

「ハーブティーの試飲ができればよかった」というご意見も複数いただきました。

私もぜひお出ししたい気持ちでしたが、
コロナと、あと確か、会場が飲食禁止とのことでハーブティーはご準備できない事情がありました。
すみません。

そのかわりというわけではありませんが、
今年は、マジョラムとゆずの精油の香りを体験していただきました!

ゆずはユズ湯のなつかしい感じの香り。
マジョラムは甘いけど少しスパイシーなアロマならではの香り。
楽しんでいただけたら嬉しいです♪

いただいたご質問には、メールで担当者さまに回答いたしました。

一部、こちらでもシェアしますね!

Q ハーブの料理レシピについてもっと知りたいです。

料理に関してはプロとは言えませんが、気軽にハーブを取り入れる方法をご紹介します。

・ブーケガルニ
ローズマリー、タイム、ローリエ、セージを洗って水気を切り、糸でしっかりしばる。
(お茶パックに入れてもよいです)
スープを作る時に一緒に煮込みます。

・ハーブオイル
オリーブオイルにローズマリーやタイム、鷹の爪、ニンニクを入れて2週間ほど漬ける。
(ハーブはドライでもフレッシュでも大丈夫です)
料理に使ってもいいですし、パンに塗っても美味しいです。

 

Q ハーブティーの効果の出る入れ方やとり方などをもう少し詳しく教えてほしいです。

・ハーブティーの淹れ方
お湯の温度によって味やからだに入ってくる成分が変わると考えられています。基本は沸かしたてのお湯を使ってください。
また、成分や香りを逃さないために、すぐにふたを閉めて、3~5分ほど蒸らすことが大切です。
ハーブティーをカップに注ぐときには、最後の1滴までしっかりいただきましょう。
この最後の1滴を「ベストドリップ」といいます。
とくに、ハーブの成分が凝縮されているといわれています。

・ハーブティーのとり方
ハーブティーの成分は水にとける性質があります。からだの中に入っても、時間がたつにつれて、代謝(からだの中で分解)されて、汗や尿になって排出されます。
なので、とくに効かせたい場合は、ある程度のハーブティーの成分の量が、ある程度の時間、からだの中にいてくれることが必要になります。
そのため、1度にたくさんの量を飲むよりも、時間をあけて1日3〜4回飲む3杯飲む方が効果的と考えられています。
(1日3回だとだいたい3〜4時間おきになります)

 

さいごに:富山市主催「漢方×ハーブでウォームビズ」の講師活動のご報告

2023年度も「漢方×ハーブでウォームビズ」の講師を務めさせていただきました。

参加していただいたみなさん、富山市の担当者様、ありがとうございました。

からだの内側から温める漢方やハーブの知恵、ぜひ活用してくださいね!

 

取材・講演依頼、セミナー講師、執筆依頼はこちらからお願いいたします。