こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。
先日、勤務先の薬局の仕事関係で、
とある施設さんにてハーブティーのお話をしてきました。
ハーブが大好きなので、
自分が好きなことを話すのは、熱も力も入りました^^
その時の内容をお話しますね!
現役薬剤師のハーブティー話
みなさんにお話した内容はこんな感じです。
見出しごとに分けてシェアしますね^^
漢方薬とハーブの違い
植物療法として共通点も多いハーブと漢方薬。
実際に、薄荷=ペパーミント、紅花=サフラワーなど、共通するものも多いです。
でも、漢方薬とハーブには違いがあります。
なんといっても、漢方薬は医薬品です。
生薬の組み合わせや配合量が決まっていて、その効果が歴史に裏打ちされています。
ハーブは日本では、医薬品ではありません。
ブレンドや組み合わせる方法や量に決まりもありません。
さらに、ハーブは植物だけを使いますが、
漢方薬は植物以外にも、鉱物や動物性の生薬も材料になります。
漢方よりもハーブの方がより穏やかにはたらくともいえますね。
漢方とハーブの違いについては、漢方とハーブの違いを薬剤師が詳しく解説!私の漢方薬とハーブの使い方にも詳しく書いているので、参考にしてくださいね。
ハーブの効果
ハーブの効果はたくさんありますが、簡単にまとめるとこんな感じです。
・自律神経系(メンタル系)、ホルモン系、免疫系のバランスをととのえる
・抗菌、抗ウィルス作用
・抗酸化作用
・ビタミン、ミネラルなどの栄養補給
ハーブは心と体にやさしくはたらきます。
ハーブティーのおいしい入れ方
ハーブティーの入れ方についてもお話しました。
ハーブティーの入れ方、初めてでも効果的に美味しく飲む方法にも書いているように、<蒸らす>ことが大事です!
ハーブと薬の飲み合わせ
薬を飲んでいる方は、気をつけた方がいいハーブもあります。
・セントジョーンズワート
・イチョウの葉、フィーバーフュー
・バレリアン
胆石の方は、ペパーミントやダンディライオンも控えた方がいいですね。
チェストベリー、レッドクローバー、セージといったフィトエストロゲン(女性ホルモンに似た成分)が含まれるハーブは、婦人科系のガンの方は注意してください。
ハーブ試飲
みなさんに、ハーブティーも試飲していただきました!
準備したハーブティーのブレンドは、
・ジャーマン カモミール
・レモングラス
・オレンジピール
・カレンデュラ
4種類のブレンドです。
ちょっとほっとしたい時、
夜に飲むとぐっすり眠れそうなハーブティーです。
「おいしい」と喜んでもらえてうれしかったです^^
さいごに
というわけで、
経験談を含めつつ、いっぱいお話して、本当にあっという間の時間でした。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
ハーブの魅力が伝わったらうれしいです^^
ハーブのお話に興味がある方はこちらからお問い合わせください!
健康のために飲むものですし、リスクは避けていきましょう。