こんにちは。 ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。
インフルエンザが流行る冬は、家族の健康管理を気をつけたい時期ですね。
インフルエンザ予防接種を接種しても、
残念ながら100%インフルエンザの感染を防げるわけではありません。
インフルエンザ予防のための選択肢はいくつもあった方がいいもの!
我が家では、インフルエンザの流行期には、アロマオイル(精油)が大活躍しています。
いろいろな使い方をしていますが、便利なのがアロマジェルです。

今回は、インフルエンザ予防に役立つアロマジェルのつくり方をご紹介します。
インフルエンザ予防に役立つアロマジェルのつくり方
それでは、早速アロマジェルのレシピをご紹介していきます。
■材料
・ジェル(ジェル ナチュレ)
・ローズウォーター(ハーブウォーター)
・精油
・ポンプ式容器
(私は、無印良品のものをよく使っています。)
精油は、高濃度で、水に溶けにくい性質があります。
なので、原則として、うすめて使います。
今回のように、ハーブウォーターや水でうすめる場合は、まずオイルやジェルでなじませる必要があります。
このジェルは、精油を最大15%まで溶かすというか、混ぜることができます。
■アロマジェルの作り方
1.容器(オイルポンプ容器)に、ジェル約10gをはかる
2.精油*をいれる、軽く混ぜる。
*精油の選び方
インフルエンザ予防には、ラヴィンツァラはぜひ入れてほしい精油です。
インフルエンザウィルスに対する作用と免疫力を高めるはたらきが期待できます。

今回、ご紹介しているアロマジェルのキモとなる精油なので、個人的には、ラヴィンツァラだけはプラナロムの精油を使うことをおすすめします!
他にブレンドする精油としては、ティートリー、ユーカリ ラディアタ、ローズウッド、ラベンダーなどおすすめです。
3.ローズウォーター 30mLを2回にわけていれる。
*容器をよく振ると、よく混ざります。
4.ローズウォーターを全て入れた後にもう一度よく混ぜます。
以上で、出来上がりです!
インフルエンザ予防に役立つアロマジェルの使い方
アロマジェルの塗る場所は、胸がオススメです。
というのは、ちょうど胸腺(きょうせん)がある場所だからです。
マッサージでここを刺激することで、免疫力アップも期待できます。
アロマの効果と一石二鳥というワケです^^
免疫システムの役割をするリンパ球のひとつのT細胞を体中に送っています。
白血球の工場とも言われています。
私は、予防的に使う場合は、寝る前に1日1回、胸に塗っています。
風邪をひいてしまった!というときには、塗る回数を増やしています。
最後に大切なことをひとつ。
アロマを使う時は、よさそうだからとなんとなく続けるのはあまりオススメしません。
症状が改善したり、流行がおちついたら、アロマもお休みしましょう。
メリハリを大切にして、上手につかっていきましょう!

清水 みゆき
漢方調剤薬局につとめる現役ママ薬剤師&ハーバルセラピスト。
私や家族の漢方体験談などはこちらをご覧くださいね。
一見、難しそうな漢方やハーブ。
家族の健康を守るママにこそ、良さを知って役立てて欲しい!と専門性を生かして活動しています。
2016年度からは、完全オリジナルの漢方やハーブのオンラインレッスンをスタート。毎回すぐにお申込みいただき、現在も継続開催中。
「やさしい言葉でわかりやすく、すぐに実践できる!」と好評いただいています。
■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト

最新記事 by 清水 みゆき (全て見る)
- 産後ケア応援室研修会「産後の女性の漢方とハーブ」の講師活動ご報告 - 2023年3月1日
- 富山市主催「漢方×ハーブでウォームビズ」の講師活動のご報告、2023年度 - 2023年2月18日
- 赤ぶどう葉のお茶の効能はむくみ以外にも!女性のためのハーブティー - 2022年2月22日
一度、講座でつくってみると、勝手がわかるので、次回からはラクチンだと思います!
漢方ホームケア応用講座のハーブキットでもご案内しています^^