梅雨や夏場は、
あせもや虫刺され、湿疹など、子どもの肌トラブルが増える時期です。
暑さや湿気の影響でしょうね。
我が家でもトラブル勃発!
娘ちゃんは、あちらこちらを虫に刺され、
長男くんは太もも~おしりにかけて
原因不明の湿疹がどばーっと出てしまいました。
さて、どうする?
急いで皮膚科を受診する?
かゆみと湿疹だけで、
発熱や倦怠感などの症状はなかったので、
とりあえず、自宅でできるケアで様子をみることにしました。
今回は、急にできた原因不明の子どもの痒い湿疹に効果的だった自然療法とどうして湿疹ができたのか、その原因について考えてみました。
かゆみ止めの薬といえば、
ステロイドの塗り薬が一般的ですよね。
我が家では、アロマ(精油)が大活躍しています。
ステロイドでなくアロマのかゆみ止めが子どもの虫さされの腫れに活躍
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夏のハーブキットでお届けしますので、お楽しみに♪)
むすめちゃんの虫刺されは、
アロマで治りましたが、
長男くんの湿疹はなかなか治りません。
アロマで一時的には痒みがおさまるものの、
夜中にボリボリと掻きむしって悪化する、
この繰り返し。
しかも、掻き傷もひどくなってしまいました。
そこで、別のケアを試してみることにしました。
まずは、桃の葉とヨモギを煎じた漢方の入浴剤。
昔からあせものケアに使われる桃の葉に、
炎症や痒みを和らげるヨモギを入れて、パワーアップ!
いかにも、漢方!薬湯!
効きそうな色合い。
パパはその色にびっくりしていましたが、
子どもたちには意外と好評でした^^
そして、お次は、困ったときの自然療法、クレイ!
お風呂上りにクレイローションをスプレーして、
さらに、その上から、クレイ(グリーンイライト)をはたくように塗りました。
クレイは水いぼのケアで使ったものと同じです。
興味ある方はこちらのブログ記事をご覧くださいね。
子どもの水いぼを自宅で治す方法、薬に頼らずにクレイでケア
長男くんの太ももの裏とおしりだけ、うす~い泥パック状態です。
いつもは嫌がる長男くんも、今回ばかりは渋々ガマン。
クレイはすぐに乾くので、
洗い流さずに、そのままパジャマを着て寝ました。
実は、あまり期待していなくって、
やっぱり、病院に行かなきゃダメかなと思っていましたが・・・
なんと、湿疹部分や傷の赤みがひいている!
まだ、完全には治っていないけれど、
症状が改善しているのがわかりました。
「そういえば、夜も痒くなかったかも・・・」と長男くん。
手ごたえがあったので、
入浴剤とクレイのケアを一週間ほど続けてみました。
すると、湿疹部分の赤みや痒みがほとんどなくなりました。
アレルギー体質の長男くんですが、
こんなにひどい湿疹は今回が初めて。
どうしてこんなに悪化したのか、原因を考えてみました。
まずは、痒みが出始めた初期段階で
すぐにケアしなかったことがいけなかった。
年頃の男の子って、
すぐに大丈夫といって、見せてくれないし、
一緒にお風呂にも入らないですもんね。
もう少し早くケアを始めていたら、
こんなに悪化はしなかったと思います。
もう一つの原因は、
長男くんの心と体への負担がキャパオーバーだったということ。
「皮膚は内臓の鏡」という言葉、
聞いたことがありませんか?
漢方的に考えると、
精神的なストレスや疲れがたまると、
からだの<気>の巡りが悪くなります。
<気>っていうのは、
目に見えない生命エネルギーのことです。
<気>の巡りが悪くなると、
血行も悪くなってしまいます。
そして、皮膚に必要な栄養が届かなくなってしまいます。
また、疲れや睡眠不足が続くと、
栄養を運ぶ<血>が足りない状態になってしまいます。
これが、カサカサの乾燥肌や湿疹の原因になってしまうんですね。
外からのケアだけでは、
肌は健康になれないんですね。
5年生になってクラス替えがあった長男くん。
大好きだった担任の先生とのお別れもありました。
そういえば、委員会活動や運動会でも
責任ある仕事を任されていました。
きっと、心も張りつめていたことでしょう。
週4回のサッカーに加えて、
運動会や陸上競技大会の練習。
体も酷使していました。
本人はがんばっていましたが、
やはりオーバーペースだったようです。
きっと、心と体からのSOSが
肌に湿疹という形で出たんでしょうね。
私が思っている以上に、
頑張り屋の長男くんの体のバランスは崩れていたようです。
漢方の入浴剤やクレイといった自然療法を駆使して、
なんとか肌の緊急事態はのりきることができました。
なので、これからは、
心と体のバランスを大きく崩さないように!
毎日の生活からサポートしていきたいと思います。
もし、子どもの肌トラブルで悩んでいたら、
一度、毎日を振り返ってみてください。
子どもなのに、忙しすぎたり、疲れていたりするかもしません。
まずは、やさしい方法で今ツライ痒みをケアして、
それから、日々の過ごし方も見直していけるといいですね!