出産後の腰痛を痛み止め薬や湿布に頼らずに漢方で和らげる方法

生理痛の腰痛は冷えで悪化する




腰が痛くて起き上がれない。

これまで腰痛になったことなんてないのに・・・
出産後に急に腰痛がひどい。

授乳やオムツ替えと前かがみの姿勢が多いあかちゃんのお世話。

どうしても、腰に負担がかかりがちです。

しかも、365日休みなし!

私も子どもを抱っこしながら、
クイックルワイパーをかけたり、
洗濯ものを干したり、
無理な姿勢で家事をしてたこともありました。

(だって、抱っこしていないと泣くんですもん^^;)

よく腰や背中が痛くなっていました。
時には起き上がれないこともありました・・・。

いっぱい抱っこしてあげたいけれど、
痛みがあると、ママだってつらいもの。

しかも、授乳中はロキソニンなどの鎮痛薬は飲みたくない!

「しょうがない」
ぐっと痛みを我慢している方もいませんか?

痛み=痛み止めの薬や湿布というイメージがあるかもしれません。

でも、実は、飲む漢方薬の中には、腰痛によいものもあるんです。

しかも、授乳中だったり、産後のママも安心して飲むことができます。

今回は、産後の腰痛を痛み止めの薬や湿布に頼らずに漢方薬で和らげる方法についてお話します。

腰痛について漢方的に考えると原因と改善法が見えてくる

「腰の痛みに漢方薬?!」
不思議に思うかもしれませんね。

漢方的に腰痛を考えると、
いろいろな原因がありますが、

そのひとつに、
<腎>のはたらきが弱まると、腰が痛むという考え方があります。

<腎>は、漢方独特の考え方、
五臓六腑(ごぞうろっぷ)の腎です。

尿を出すというように水分代謝をコントロールする
腎臓としての役割もありますが、

<生長・発育・生殖>に関わる生命力をたくわえる
腎にはとっても大切なはたらきもあります。

そして、腰は<腎の腑>といわれるほど、腎と腰は深い関係があります。

人は誰でも、歳をとるにつれて、
<腎気(腎のエネルギー)>はだんだんと弱くなっていきます。

でも、加齢だけでなく、冷えや過労でも腎のはたらきは弱くなってしまいます。

出産って、本当に気力も体力もすっごく消耗します。

出産後のからだも、<腎気>が不足している状態です。

さらに、出産後のママは、
夜泣きや夜の授乳で睡眠不足だったり、
慣れない赤ちゃんのお世話で、疲れもたまりやすい状態です。

つまり、出産後は、腎のはたらきが弱くなりやすい状態なんですね。

腎のはたらきが弱くなると、
腰を支えることもできなくなってしまいます。

産後の腰痛の原因は、腎気が不足していること。

なので、足りない腎気を補うことで、腰痛を和らげることができます!

腎を補って産後の腰の痛みを和らげる漢方薬、八味地黄丸(はちみじおうがん、7番)、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん、107番)

腎のはたらきをサポートする漢方薬では、八味地黄丸(はちみじおうがん)が有名です。

八味丸とも呼ばれ、別名、若返りの漢方薬です。

(不妊治療に使われることもあります。)

by カエレバ

ドラックストアで売っている<ハルンケア>。

頻尿や尿漏れなどの泌尿器系のトラブルに使われますが、
八味地黄丸とほぼ同じ成分なんですよ。

腰や足の痛みに効いたり、
泌尿器系や生殖系によかったり、

同じ漢方薬なのに、いろいろな効果があるのが、漢方薬の面白さだなっておもいます。

八味地黄丸をさらにパワーアップさせたのが、
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)。

この漢方薬は、八味地黄丸に
腎を補い、余分な水をさばく、車前子(しゃぜんし)と牛膝(ごしつ)という生薬が加わったものです。

(車前子はオオバコのタネなんですよ^^)

牛車腎気丸は、腰痛のほかに、足のむくみやしびれがあるときによいです。

体質としては、冷えがある方によく効きます。

八味地黄丸も牛車腎気丸も早産につながる可能性があるので、妊娠中は避けた方がいいです。

でも、授乳中は飲んでも問題ありませんので、安心してくださいね。

by カエレバ

*夜間頻尿などの薬効がメインに書かれていますが、効能効果には、下肢痛、腰痛、しびれとちゃんと書かれています!

もともと胃が弱い方は、牛車腎気丸や八味地黄丸を飲むと、胃もたれしたり、食欲がなくなることもあります。

でも、飲み方をひと工夫したら、この副作用は問題ないことが多いです。

詳しくはこちらのブログ記事を読んで下さいね。
漢方薬を食前や食間ではなく、あえて食後に飲むとよいケース

腰の痛みのような整形外科領域の不調って、
湿布するか、痛み止めの薬を飲むしか対処法がなさそうですが・・・
漢方薬も選択肢のひとつになります。

漢方薬と鍼は相乗効果が期待できますし、

いつもは漢方薬を飲んで、どうしても痛みがつらい時だけ鎮痛薬を飲む
こういう選択肢もアリだとおもいます。

授乳中でお薬を飲みたくない場合や、
胃が弱くて痛みどめのお薬が飲めない方にも、漢方薬はうれしい選択肢ですよね。

肩こりや腱鞘炎とならんで多い
出産後のママの悩みの腰の痛み。

痛みがやわらぐことで
ママとあかちゃんと過ごす毎日が
もっとラクチンになって、もっと楽しくなったらいいなっておもいます。





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ABOUTこの記事をかいた人

清水 みゆき

ママのためのやさしい漢方薬剤師。
漢方調剤薬局につとめる現役ママ薬剤師&ハーバルセラピスト。

漢方やハーブのおかげで、家族みんな元気な笑顔で暮らしています。
一見、難しそうで敬遠されがちな漢方やハーブ。
家族の健康を守るママにこそ、その良さを知ってほしい!もっと生活に生かしてほしい!と専門性を生かして活動しています。

勤務先の薬局や地域の公民館で不定期でアロマ&ハーブ講座をリクエスト開催。
2016年度からは、完全オリジナルの漢方やハーブのオンラインレッスンをスタート。
毎回すぐにお申込みいただき、現在第8期まで開催。
「やさしい言葉でわかりやすくて、すぐに実践できる!」と好評いただいています。
ママが女性らしく生きるための漢方とハーブの講座も2016年に開催。
2019年にはオンライン講座としてスタート予定です。

■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト


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