はちみつ大根で妊娠・授乳中、子どもの風邪、咳や喉の痛みをケア

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この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

冬は冷たくて乾燥した空気のせいで、
のどの粘膜も乾きがち。

風邪やインフルエンザのウィルスなどで傷ついて、
炎症を起こしやすくなってしまいます。

これが、のどがイガイガや痛み、咳の原因。

すっきりしなくて、不快ですよね。

のどの痛みや咳には、
漢方薬やハーブのチンキ剤(アルコール漬け)もいいですが、

昔ながらの<はちみつ大根>も、おすすめです。

のどの痛みや咳によいはちみつ・大根

はちみつは<お薬>って、知っていますか?

<日本薬局方(にほんやっきょくほう)>
というお薬や生薬の品質、純度の基準を決めたものがありまして、
そこに、はちみつも医薬品として載っています。

◆はちみつのはたらき

・炎症をやわらげる
・抗菌作用(菌を増やさないようにするはたらき)
・粘膜の保護
・肌の乾燥をふせぐ
・腸内の環境をととのえる
・便秘
・疲労回復

漢方的にも、はちみつは、
<肺>をうるおして、咳をおさえると考えられています。

なので、のどの痛みや咳に効果的なんですね。

ちなみに、はちみつは、腸が未発達で、抵抗力がひくい
1歳未満のお子さんには使えません。

はちみつの中には、ボツリヌス菌がいることがあるからです。
* 乳児ボツリヌス症は、手足のまひなどをおこします。

授乳中のママがはちみつを食べても、
母乳には影響ないので、安心してくださいね。

今が旬のおいしい大根。

大根にも、<肺>をうるおすはたらきがあって、
痰をできにくくします。

さらに、大根にふくまれる酵素は、
のどの粘膜の炎症をやわらげるはたらきもあります。

ビタミンCも豊富です。

<はちみつ大根>にすると、
はちみつと大根の相乗効果で、のどのイガイガや咳が楽になります。

作り方はカンタンです。

角切りでも、イチョウ切りでも適当に切った大根を
はちみつに一晩つけるだけ。

大根から水分が出てくるので、
はちみつのトロトロ感はなくなります。

大根をそのままつけていると、苦くなるそうなので、
私は一晩でとりだしています。

さらに、我が家の<はちみつ大根>は、ハーブ入り。

のどによいハーブのブルーマロウも一緒に、
はちみつ漬けにしています

はちみつ+大根+ハーブのトリプルパワーです!

甘いものが大好きなむすめからも、
「のどが痛いから、ハーブティーにはちみつ入れて♪」
よくリクエストされています。

きっと、本当に痛いわけでなく、
甘えたかったり、甘いものが好きだからなんでしょうね。

子どもも喜ぶ風邪ケアアイテム、はちみつ大根。

妊娠中や授乳中のママにもやさしいです。

一度おためしくださいね!