連休明けの五月病に注意!その原因と予防対策を漢方的に考える

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こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。

ゴールデンウィーク後は、
なんとなくやる気がでない、疲れが残っている、
そう感じることも多いですよね。

連休明けは、週末までが長く感じます^^;

ちょうど五月病も多い時期です。

そこで今回は、漢方的に考える五月病の原因と簡単にできる予防対策について、お話します。

この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

漢方的に考える五月病とは?

医学的には、五月病という病名はありません。

気持ちが沈む、
やる気が起きない、
仕事や学校に行きたくない、
こういった五月にみられる心の不調のことをいう造語が五月病です。

イメージしやすいネーミングですよね。

 

漢方的に考えると、
五月病は、「気」というエネルギーが滞った状態です。

 

この「気」という概念って、わかりにくいですよね。

目には見えないけれど、
心と体を動かすエネルギーのことで、
元気の「気」と思ってください^^

元気がないと、心も体も健康じゃないですもんね。

「気」の巡りが悪くなると、
やる気が出ない、食欲が出ない、気分が塞ぎがち・・・
五月病になりやすい状態になってしまいます。

しかも、「気」の巡りって、ストレスや疲れで、悪くなりやすいんです。

 

ちょうど、4月からの環境の変化の緊張がゆるんだり、
頑張った疲れが出てくる頃。

楽しさと同時に連休の疲れもありますよね。

連休明けでなんとなく本調子じゃない、
もしかしたら、五月病かも?

そんな時には、「気」の流れをうまく循環させてあげることが大切です!

 

五月病の予防対策に、香りで気を巡らせよう!

 

「気」の巡りをよくするに「香り」を取り入れること、
これが五月病をの予防対策になります!

お気に入りの香水やワインでもいいですが、
私のイチオシは、リラックス効果があるハーブです。

 

例えば、ハーブティーなら、
リラックス効果があって、心が落ち着くハーブ

・パッションフラワー
・ジャーマンカモミール
(キク科アレルギーの方は注意)
・オレンジフラワー
・ラベンダー
・リンデンフラワー
・レモンバーム
・レモングラス

このあたりがオススメです。
ブレンドしても、単品でも、飲みやすく、ハーブティー初心者さんにも安心です。

 

アロマ(精油)にも、リラクゼーション効果があるものがたくさんあります。

我が家の最近のお気に入りは、レモングラスです。

レモンのスッキリさの中に甘さがあって、
アロマバスで癒されます^^

アロマに詳しい方には、「虫よけ」のイメージがあるかもしれませんね。

レモングラス精油には、
ストレスの軽減、緊張をゆるめるはたらきもあるんです。

さらに、炎症にもよいので、筋肉痛や体の疲れにもおすすめです。

 

ちょうど、午前中にサポートしている方のための
アドバイスシートをつくっていたんですが、
やはり、「気」のバランスが気になるところでした。

知らず知らずのうちに頑張りすぎてしまう人ほど、
「気」の巡りが悪くなりがち。

本格的な五月病になる前に、
ハーブのサポートで気の巡りをよくして、心と体の元気を取り戻していきましょう!

 

さいごに

というわけで、漢方的に考える五月病の原因と予防対策について、お話してきました。

漢方では、「気」の滞りが五月病の原因と考えます。

「気」の巡りをよくして、五月病の予防対策をするために、
「香り」のパワーを持つハーブを積極的に活用してみてください!

ハーブティーやアロマバスなど、気軽に試してみることができますよ。

もっと深く知りたい、ちょっぴり不安という方は、こちらの講座で私がしっかりサポートします!