こんにちは。 ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。
ママは週末の土曜日も日曜日もお休みはなし。
むしろ、いつもの家事をこなしながら、
子どもたちの相手をして、お昼ごはんもつくって、
平日よりも忙しく感じることの方が多かったりしますよね(^-^;
ちょっと忙しさが続いて疲れを感じた週末、
寝て回復もいいですが、疲れをいやすのハーブティーでほっと一息つきました。
今回は、脾(胃腸)にやさしい疲労回復におススメのハーブティーをご紹介します。
疲れた脾(胃腸)いたわる山査子入り漢方ハーブティーのブレンド
いつもの家事にくわえて、
子どもたちの給食当番のエプロンや体操服のお洗濯、
いつもはなかなかできないお風呂の掃除もして、
がんばってキレイにしました。
自己満足にひたりつつも(笑)
がんばった疲れがでたのか、
季節の変わりめ、朝夕と日中の気温差のせいか、なんだか体調がいまひとつ。
頭が痛いとか、めまいがするとか、
なにかつらい症状があるわけではないけど・・・
なんだか体がだるいような、なんだか眠たいような、疲れてやる気がでない感じ。
(もともとあまり体力はない方)
吐き気がしたり、気持ちが悪いわけじゃないけど・・・
なんだか、胃のあたりがすっきりしない気もします。
常備している漢方薬を飲もうかなともおもいましたが、
その前に、お茶をいれて、ひと休みすることにしました。
オリジナルブレンドの漢方ハーブティーです。
・山査子(さんざし)
・ジンジャー(生姜)
・オレンジピール(陳皮、ちんぴ)
・レモングラス
脾(胃腸)のはたらきをよくしてくれる山査子をメインに、
気のめぐりをよくする陳皮、
胃腸によいジンジャーとレモングラスをブレンドしました。
陳皮や山査子は、漢方薬の材料の生薬としても使われています。
陳皮は、ウンシュウミカンの皮です。
オレンジピールとほぼ同じ。
気の巡りをよくして、胃腸のはたらきをよくしてくれます。
山査子は、消化をよくしたり、疲れを回復する効果があります。
胃腸炎や下痢が続くときに使われる漢方薬、啓脾湯(けいひとう)にも入っています。
山査子はちょっとなじみない方も多いでしょうか?
漢方薬の材料だけでなく、ドライフルーツとしてお菓子つくりにも使われています。
山査子はそのままお茶としても飲めますが、お鍋でぐつぐつ煎じる飲み方もあります。
山査子を煎じるか、煎じないか迷いましたが、
今日は煎じる気力がなかったので・・・そのまま普通にハーブティーとしていただきました。
そのかわり、いつもよりちょっと長めの蒸らし時間にしました。
山査子の甘酸っぱさに生姜がぴりっときいて、
それをレモングラスのさわやかさが、まとめてくれる感じです。
かんきつ系の陳皮の香りも大好き!
おいしくいただいて、リラックスタイム♪
しばらく休んですっかり元気になりました。
さいごに:脾(胃腸)にやさしい漢方とハーブティーの組み合わせ
というわけで、
脾(胃腸)にやさしい疲労回復におススメのハーブティーのブレンドをご紹介しました。
休みの日もママは大忙しでうが、ほっと一息する時間を大切にしていきたいですね!
あのシリーズには、<黒糖&サンザシ味>もあったんですよ!