胃腸炎で下痢のみ続く回復期にオススメのハーブティーと飲み合わせ

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こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。

今回は、胃腸炎の下痢のみが続く、回復期にやさしくサポートしてくれるオススメのハーブティーについて、お話します。

ノロウィルスなどの感染性胃腸炎のひどい嘔吐や下痢。

子どもがなったら、本人はもちろん見守るママもつらいですよね。
家族にうつらないかも心配です。

先日のメルマガやブログ記事で感染性胃腸炎のことを書いたところ、いろいろと反響がありました。

ブログ記事はこちら
ノロウィルスなどの感染性胃腸炎の嘔吐下痢の治療に使われる漢方薬

 

「胃腸炎のときに、漢方薬と一緒にハーブティーを飲んでも大丈夫ですか?」

「子どもが下痢気味の時によいハーブティーってありますか?」
というご質問もいただきました。

詳しくお話していきますね!

 

この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

胃腸炎の回復期にはハーブティーがオススメ!

漢方薬や整腸剤とハーブティーの飲み合わせ

ノロウィルスや感染性胃腸炎で五苓散などの漢方薬を飲んでいるときに、ハーブティーを一緒に飲んでもかまいません。

ちなみに、胃腸炎の時によく処方される整腸剤と一緒に飲んでも問題ないです。

ハーブティーとの飲み合わせに問題はありません。

水分の補給にもなりますし、体の治るちからをハーブがサポートしてくれます。

 

胃腸炎の回復期にオススメのハーブティーのブレンド

 

私がおすすめするハーブティーは、ローズレッドやジャーマンカモミール、マローブルー、ラズベリーリーフです。

うちの子どもが下痢気味だったときは、自分でブレンドしたハーブティーを飲んでいました。

ローズレッド+エルダーフラワー+ジャーマン カモミール
3種類のハーブのブレンドです。

ローズレッドには、メンタル的な腹痛や下痢によいとされています。

下痢をやわらげるタンニンも含まれています。
タンニンは、腸の粘膜をまもって、腸のはたらきをととのえるはたらきがあります。

昔から民間薬として下痢止めに使われている生薬のゲンノショウコ、これにもタンニンがたくさん含まれています。

エルダーフラワーとカモミールは、おなかをあたためてくれます。
さらに、リラックス効果も期待できます。

このハーブティーの組み合わせは、華やかな色と香りもすごくいいです。

ママも一緒に飲んでも癒されますよ^^

 

胃腸炎の回復期にハーブティーを取り入れるメリット

胃腸炎の後、下痢のみが続くことありますよね。

子どもは特に体力的にも精神的にもぐったりしてしまいます。

まだ本調子でない体は、ハーブティーでやさしくケアしてあげましょう。

我が家でも、下痢が落ちついてからは、
五苓散や半夏瀉心湯といった漢方薬からハーブティーへきりかえました。

胃腸炎の回復期は、
ママ的にも、ハーブティーを淹れる心の余裕が生まれる頃だったりします^^;

まだ病み上がりの体。
特に子どもの場合は、アフターケアも大切にしていきましょう!

 

さいごに

というわけで、
胃腸炎の下痢のみが続く、回復期にやさしくサポートしてくれるオススメのハーブティーについてお話してきました。

五苓散や半夏瀉心湯といった漢方薬や整腸剤とハーブティーの飲み合わせには問題ありません。

まだ病み上がりの体。
ハーブの力で癒しつつ、しっかりと治していきましょう。