子どもの喉の痛みや咳、薬を使わずにお家でママが簡単にできる対処法

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この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

秋のはじまり。

空気が冷たくなってきて
乾燥するこの季節は、
鼻やのどの粘膜も乾きやすくなります。

すると、
風邪やインフルエンザのウィルスで
傷つきやすくなってしまうんですね。

子どもたちの幼稚園や学校、
勤務先の薬局でも、
風邪をひく人が増えてきました。

子どもが急に「のどが痛い」と言ってきた時にすぐにできること

朝ごはんの準備でバッタバタの台所。
子どもがやってきて、
「のどがちょっと痛い」とぽつり。

昨日まではなにも言っていなかったのに、
急にどうしたのかな?

熱が出たわけでもない、
食欲がないわけでもない、
でも、な~んとなくいつもの元気がないような。

お薬を飲んだり、
病院に行くほどではないけれど、

(仕事や予定があるときは、できれば行きたくない・・・)

ひどくならないように、
なにかお手あてできるかな、
しかも、忙しい朝でもすぐにできることで。

というわけで、
<はちみつ>&ハーブティーの出番。

はちみつって、
のどの痛みや咳にとってもいいんですよ。

のどの炎症をやわらげて、粘膜の保護してくれます。

おばあちゃんの知恵袋っぽいですが、
子どもの風邪の咳にハチミツが効果的と証明した報告もあって、
科学的にも証明されているんですよ。

もちろん、子どもだけじゃなく、大人にも同じように使えます。

私はハーブティーに組み合わせましたが、
お湯に溶かすだけでもOKです。

おうちにあるものですぐにできる、喉と咳のケアです。

こちらのブログ記事の<はちみつ大根>もおすすめです。
はちみつ大根で妊娠・授乳中、子どもの風邪、咳や喉の痛みをケア

ただ、はちみつは、1歳未満のお子さんには使えません。
はちみつの中にはボツリヌス菌がいることがあるからです。
(*乳児ボツリヌス症は、手足のまひなどをおこします。)

気をつけてくださいね。

私が選んだハーブティーは、
マロウブルー+タイム+ヤロー+ローズヒップ

ティースプーンに1杯ずつとってブレンドしました。

のどが痛い時におすすめ組み合わせのハーブティーに
はちみつをぽっちり入れれば、
むすめちゃん専用のスペシャルドリンクの出来上がり。

「これを飲んだら、のどもよくなるよ!」って、おまじないもかけて。

あったかいハーブティーを
ふうふういいながら飲みほして、
笑顔で幼稚園バスに乗っていきました。

あとは、祈るのみ!

元気に過ごせますように・・・。
(=お迎えの電話がなりませんように)

きっと、はちみつやハーブティーのききめだけじゃなくって、

「お母さんが自分の訴えをちゃんときいてくれて、
自分のためにしてくれたこと」

これが、子どもにとってはうれしくって、
一番のお薬になるんじゃないかなっておもいます。

「熱がないから大丈夫!」
子どもや自分自身に言い聞かせながら見送るより、ずっと安心できます。

忙しい毎日の中でも、
ちょっとした変化に気づいて、すぐにケアをする
そんな余裕をもっていきたいですね。