秋のはじまり。
空気が冷たくなってきて
乾燥するこの季節は、
鼻やのどの粘膜も乾きやすくなります。
すると、
風邪やインフルエンザのウィルスで
傷つきやすくなってしまうんですね。
子どもたちの幼稚園や学校、
勤務先の薬局でも、
風邪をひく人が増えてきました。
子どもが急に「のどが痛い」と言ってきた時にすぐにできること
朝ごはんの準備でバッタバタの台所。
子どもがやってきて、
「のどがちょっと痛い」とぽつり。
昨日まではなにも言っていなかったのに、
急にどうしたのかな?
熱が出たわけでもない、
食欲がないわけでもない、
でも、な~んとなくいつもの元気がないような。
お薬を飲んだり、
病院に行くほどではないけれど、
(仕事や予定があるときは、できれば行きたくない・・・)
ひどくならないように、
なにかお手あてできるかな、
しかも、忙しい朝でもすぐにできることで。
というわけで、
<はちみつ>&ハーブティーの出番。
はちみつって、
のどの痛みや咳にとってもいいんですよ。
のどの炎症をやわらげて、粘膜の保護してくれます。
おばあちゃんの知恵袋っぽいですが、
子どもの風邪の咳にハチミツが効果的と証明した報告もあって、
科学的にも証明されているんですよ。
もちろん、子どもだけじゃなく、大人にも同じように使えます。
私はハーブティーに組み合わせましたが、
お湯に溶かすだけでもOKです。
おうちにあるものですぐにできる、喉と咳のケアです。
こちらのブログ記事の<はちみつ大根>もおすすめです。
はちみつ大根で妊娠・授乳中、子どもの風邪、咳や喉の痛みをケア
ただ、はちみつは、1歳未満のお子さんには使えません。
はちみつの中にはボツリヌス菌がいることがあるからです。
(*乳児ボツリヌス症は、手足のまひなどをおこします。)
気をつけてくださいね。
私が選んだハーブティーは、
マロウブルー+タイム+ヤロー+ローズヒップ
ティースプーンに1杯ずつとってブレンドしました。
のどが痛い時におすすめ組み合わせのハーブティーに
はちみつをぽっちり入れれば、
むすめちゃん専用のスペシャルドリンクの出来上がり。
「これを飲んだら、のどもよくなるよ!」って、おまじないもかけて。
あったかいハーブティーを
ふうふういいながら飲みほして、
笑顔で幼稚園バスに乗っていきました。
あとは、祈るのみ!
元気に過ごせますように・・・。
(=お迎えの電話がなりませんように)
きっと、はちみつやハーブティーのききめだけじゃなくって、
「お母さんが自分の訴えをちゃんときいてくれて、
自分のためにしてくれたこと」
これが、子どもにとってはうれしくって、
一番のお薬になるんじゃないかなっておもいます。
「熱がないから大丈夫!」
子どもや自分自身に言い聞かせながら見送るより、ずっと安心できます。
忙しい毎日の中でも、
ちょっとした変化に気づいて、すぐにケアをする
そんな余裕をもっていきたいですね。