漢方薬という選択肢を家族の健康を大切にするママに知ってほしい

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この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

このブログを読んでくださっているということは、
きっと「漢方ってなんかよさそう」と興味をもってくださっているはず。

もしかしたら、自分や家族の健康のことで、ちょっと悩んでいること、困っていることがあって、
「漢方で解決できたらいいな」とおもっているかもしれないですね。

漢方でできること、漢方の得意なことって、どんなことだとおもいますか?

たとえば、<冷え>という考え方は、西洋医学にはありません。

<冷え>をからだの不調としてとらえることができるのは、漢方の考え方ならではです。

冷えの他にも、女性特有のホルモンバランスやストレスなど、
ママのトラブルの原因になりやすいところが、漢方の得意分野なんです。

子どもや家族のちょっとした体調不良、風邪や頭痛、腹痛といったトラブルにも、漢方薬は役立ちます。

今起きている症状をただ、抑えこむだけでなく、
もともと私たちが持っている自然治癒力を高めることで、よい状態=健康なからだにみちびいてくれます。

こころとからだのバランスがとれた状態にととのえてくれる感じです。

体質改善のための薬膳や養生的な使い方から、
病院でもらう西洋薬のような特定の症状に対するお薬的な使い方まで、
漢方薬の守備範囲はかなりひろいと感じています。

漢方薬は西洋薬とくらべると穏やかですが、れっきとしたお薬です。

西洋薬ではなかなか効果がでないことにも使われることもありますが、万能ではありません。

できることなら、病気にならないのが一番です。

漢方薬も、薬ものまずに、お食事やライフスタイルを整えることで、健康でいられるのがベストだとおもいます。

だけど、私たちをとりまく現実の環境をみてみると、
あたりまえに健康でいることが、実はなかなか難しかったりします。

食べるもの、空気、お水といった口から入るもの。

急激な気候の変化。

日々の生活も忙しくて、いろいろとストレスもかかえがち。

病院にいくほどじゃないんだけど、なんとなく感じる不調ってありませんか?

生理の時になんとなく感じるからだの不調、

イライラしたり、眠れなかったりのこころの不安、

ちょっと風邪ひいたかな、頭痛するなという急な体調不良にも

漢方薬という選択肢がひとつあると心強いとおもいます。

知っていると安心な漢方薬という心強い味方。

自分と家族の健康のために<漢方>という選択肢があることをぜひ知ってほしいなとおもいます。

私自身の学びと経験のアウトプットの意味もふくめて、発信していきますね。