こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。
この記事では、子どもの発熱時の異常行動、熱せん妄について、私の経験を交えつつお話します。
インフルエンザが流行っていますね。
全国各地で警報レベルのようです。
子どものインフルエンザの発熱といえば、
怖いのが、急にうわごとを言ったり、おびえたり、飛び出す
異常行動や熱せん妄です。
うちの長男くんも、発熱時にうわ言をいったり、異常行動したことがあります。
何度経験しても、側で見守る私も怖いです・・・。
きっと初めて経験するお母さんは、パニック状態になってしまうのではないでしょうか?
そうならないためにも、まずは正しい知識を知っておくことが大切だと思います。
それでは、詳しくお話していきますね。
・子どもが発熱すると不安な方
・インフルエンザの発熱時に子どもが異常行動した経験がある方
インフルエンザでなくても起きる子どもの発熱時の異常行動、熱せん妄
先日、うちの長男くんも熱を出しました。
頭痛がひどいと朝からつらそう。
学校はお休みして、家で安静にんしていると、昼には39℃の熱。
きっとインフルエンザに違いない!
そう思いましたが、
急いで病院に行っても、おそらく検査で陽性はでない・・・。
食欲もあり、水分も撮れる、家で様子をみることにしました。
まず、葛根湯を一服。
(結局、朝・昼・夕と3回飲みました)
そして、ハーブティーで水分補給。
ラヴィンツァラのアロマジェルを大急ぎでつくって、塗り塗り。
「ああ、気持ちいい」
ジェル基材がひやっとするせいか、これがとても気持ちよかったようです。
安静に寝ていたところ・・・
「○△□が追いかけてくる!怖い!」
寝ていた長男くんが、飛び出してきました。
熱せん妄が起きたようです。
抱き留めて安心させて、
お茶を飲ませ、
アロマジェルを塗ると、またぐっすり眠ってしまいました。
子どもの発熱時に起きる熱せん妄とは?
子どものインフルエンザの発熱といえば、怖いのが、熱せん妄です。
熱せん妄とは、発熱に伴う異常行動のこと。
窓から飛び降りる、
うわごとをいう、
叫び出す、
ウロウロと歩き回る、
怖がる、
こういう風な行動が多いようです。
報道のせいか、
タミフルを飲んだ時だけの異常行動と思っている方もいるようです。
実は、タミフルの服用にかかわらず、
しかも、インフルエンザでなくても、
高熱が出た時は、熱せん妄が起こる可能性があります。
以前、長男くんが発熱した時は、
夜中に急に起き上がって、走っていこうとしていました。
(慌てて、抱き止めましたが、一人だったら、窓から飛び出していったかもしれません・・・)
こういう時って、夢と現実の区別がつかないパニック状態。
頭は眠って夢をみているけれど、体は起きている。
だから、夢の中のことで体が動いたり、逃げようとしていまいます。
発熱しても、熱せん妄が全く出ないお子さんもいます。
なぜ差があるのかは、まだわかっていないようです。
それ以上続く意識障害や異常行動、痙攣(ひきつけ)の場合、
脳炎や脳症など脳に障害を起こしている可能性がもあります。
急いで医療機関を受診してください。
子どもの発熱時に気をつけること
子どもが熱を出したときは、
・1階の目の届くところに寝かせる
・できるだけ、そばにいるようにする
・不安そうな時は、手をにぎったり、体をさすってあげる
(アロマジェルも活用)
・水分補給をこまめにする
私は、この4点に気をつけています。
子どもが急に熱を出しただけでも心配なのに、
熱せん妄が起きると、ママもパニックになると思います。
痙攣などがなく、すぐにおさまるようだったら問題はありません。
まず、ママが落ち着いて、ケアしてあげてくださいね。
結局、長男くんの熱は1日で下がり、インフルエンザも陰性でした。
風邪の発熱だったようです。
漢方とハーブの力で、風邪がこじれずにスッキリ治ってほっとしました。
お医者さんに言われましたが、もう熱も下がっていて元気だったのでお断りしました^^;
まとめ
というわけで、
子どもの発熱時の異常行動、熱せん妄について、私の経験を交えつつお話しました。
子どもが急に発熱して、うわ言を言ったり、異常行動すると、ママも不安になりますよね。
焦らずに落ち着いて対処するためにも、まずは正しい知識を知っておくことが大切だと思います。
まだインフルエンザの流行は続きそうです。
お子さんの発熱の時に、このブログ記事がお役にたてばうれしいです。
気持ちを落ち着かせて眠りを誘うはたらきがあります。