ハーブティーで春を軽やかに!すっきりミントの香りがポイント

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この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

先日、重い腰をあげて
家の庭のペパーミントのお手入れをしました。

地下茎で増えていくミント。

*地下茎:土の中で成長する茎。
これからどんどん伸びていきます。

冬の間は枯れていたんですが、
春になってあったかくなってきたせいか、
庭のあちらこちらからニョキニョキ・・・。

ちょっと目を離していたら、
あっという間に緑色の茂みになって
大変なことになっていました。

恐るべし、ペパーミント!!

もう必死になってがんばって全部ぬきました。

抜いた一部は鉢植えにして、
残りはフレッシュのハーブティーでいただきました。

摘んだばかりの生のフレッシュハーブティーは、
やっぱり香りがいいですね!

ミントのすっきりした香りは格別です。

春におすすめのハーブティーは香りがポイント

ペパーミントは薄荷(はっか)として、
漢方薬にも使われています。

ミントのスーッとする辛さには、
汗をかかせて、
からだの中の悪いものを外にだす効果もあります。

風邪や頭痛漢方薬や
かゆみをおさえる漢方薬にも入っています。

でも、
なんといってもミントの魅力は
からだの<気>のめぐりをよくすること!

気というのは、元気の<気>、気力の<気>。
目に見えないエネルギーです。

気のめぐりが悪くなると、
熱っぽくなることもあります。

なぜかイライラする、
なんとなくウツウツとする、
目が赤くなる、
頭がボーッとする、

春なのに感じる不調にピッタリです。

こちらにも気のめぐりと春の不調について書いています。
春なのにイライラ、憂うつになる原因を漢方的に考える

気のめぐりをよくしたときは、
やっぱり<香り>がポイント。

漢方薬を煎じるときも、
先に他の生薬を30分ほどグツグツ煮出してから、

薄荷だけ、後から加えて香りがとばないようにする
という方法があります。

煎じ方の工夫で、
漢方薬も効きめが変わることもあるんですよ。

面白いですよね。

庭に植えると危険なミントですが、
あのすっきりとした<香り>は、
ほんとに春にぴったりです。

香りの効果ってすごいんですよ。

忙しさや緊張が続いたときのリフレッシュに
おすすめです!

ただ、ハーブの中でミントは
からだを冷やすはたらきもあります。

まだ肌寒さを感じる春先は、
飲みすぎないように気をつけてくださいね。

私は今の時期は、ハーブティーの組み合わせで、
ミントをメインにするのではなくって、
少しだけブレンドに加えて、その香りを楽しんでいます♪

ちょっとだけ組み合わせても、
ミントの香りは十分に主張してきます。

先日もおうちの庭のミントを菊花茶に加えていただきました。

こちらのグループにもアップしておりますので、
よろしかったらご覧くださいね。
https://www.facebook.com/groups/1854520814791375/

春の忙しさや緊張が続いてちょっと疲れたときに
ミントの<香り>でリラックス。

気ぜわしい中でも、
ほっとひと息つく時間を大切にしていきたいですね!