インフルエンザか風邪かわからない初期症状におすすめの漢方薬

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この記事を書いた人

清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師およびJAMHA認定ハーバルセラピストの資格を持つ専門家。
大学院卒業後、製薬企業の研究職を経て、現在は漢方調剤薬局に勤務。
漢方とハーブの知識を活かして自然の力で健康づくりをサポートする活動をしています。

「まだ熱は微熱。
だけど、ゾクゾクと寒気がして、これから熱があがりそう。」

まわりでインフルエンザも流行してきているし、
予防接種もしたけれど、心配だわ。

風邪かな?
インフルエンザかな?

はじまりの初期症状は、どちらかよくわからないですよね。

病院にいくほどではないけど、
このまま様子を見ていていいのかな。

なにか薬をのんだ方が早く治るような気がするけど、なにを飲めばいいかわからない。

そういうことありませんか?

風邪かインフルエンザかわからない初期症状におすすめの漢方薬

寒気がして、熱の出はじめの初期。

ここで無理をしてしまうと、
症状がひどくなってしまいます。

できれば、からだをあたたかくして、
ゆっくり寝てからだを休めるといいですね。

でも、忙しいママは、
なかなかゆっくり休めないことも多いですね。

悪化させてしまう前に、薬のちからをかりようとおもったら、

風邪かインフルエンザかどちらかわからない初期症状のときは
葛根湯が私はおすすめです。

(注:体質的に葛根湯があわない方もいます)

超有名な漢方薬ですよね。

まだ高熱がでる前のゾクゾクと寒気がするときに
早めに飲むのがポイントです。

インフルエンザの潜伏期間もありますし、
病院でのインフルエンザの検査は、
発熱してから半日(12時間)以上しないと、陽性反応がでません。

なのに、
イナビルやタミフルといった病院でもらうインフルエンザのお薬は、
発症してから48時間以内にのまないと、あまりききめがありません。

*インフルエンザウィルスが爆発的に増える前にのまないと効果がないため。

「今日はインフルエンザの陽性がでませんでした。
熱が下がらなかったら、明日また来るように言われました」
なんて会話も薬局でよくあります。

インフルエンザの検査をうけるタイミングって
意外とむずかしいなとおもいます。

でも、流行期になると、
インフルエンザでないことを確認するために、
念のために検査をうけることもありますよね。

どういう風に治療していくかきめる検査ではなく、
まわりへの影響を考えての検査。

納得がいくようないかないような・・・。

しかも、鼻につっこまれるインフルエンザのあの検査も
ちょっとイヤですよね。
なんとか改良してほしいものです。

悪寒して発熱がはじまるときって
からだもとってもきついとき。

それなら、家に常備してある葛根湯をのんで、ゆっくり寝て休んだ方が、
からだも楽だし、人にもうつさずにすんでいいかなって
私はおもいます。

漢方薬は、風邪やインフルエンザといった病気に効くのではなく、
私たちのからだにはたらきかけて、
なおる力をひきだして助けてくれます。

インフルエンザなのか風邪なのか、
どちらかわからないときでも効果的な漢方薬、
お家に常備していると心強いですね。