2つの漢方薬を使い分けて子どもの鼻づまりや黄色い鼻水をスッキリと!




「冬になると、子供の鼻がつまったり、ネバネバの鼻水が続きます。
耳鼻科で薬を処方してもらい、飲むのですが、なかなかスッキリしません。
子どもの鼻づまりやどろっとした鼻水によい漢方について知りたいです。」

メルマガ読者さんからご質問がありました。

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2016.09.13

そこで今回は、子どもの鼻づまりについてお伝えしていきますね。

こんにちは!ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水みゆきです。

鼻づまりって、
鼻水が鼻腔につまっているイメージがありませんか?

子どもって、一生懸命に(出ていない)鼻をすすりますしね(笑)。

実は、鼻づまりは、
鼻の粘膜が腫れて鼻腔がせまくなっている状態。

その結果、空気の通りがわるくなって
鼻がつまってしまうんですね。

鼻水や鼻づまりで病院を受診すると、
ザイザルなどの抗ヒスタミン薬が処方されることが多いです。

ただ、抗ヒスタミン薬は、眠たくなる、口が渇く
こういう副作用がでることもありますし

熱性けいれんの既往歴のあるお子さんには
注意が必要な薬もあります。

その点、漢方薬は眠たくなることもありません。

子どもでも安心して飲むことができます。

子どもの鼻水や鼻づまりに使われる漢方薬、小青竜湯(しょうせいりゅうとう、19番)、葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい、2番)

風邪のひきはじめやアレルギー性の
サラサラとした透明な鼻水には、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)がファーストチョイスです。

鼻づまりも軽ければ、小青竜湯でケアできます。

花粉症やアレルギー性鼻炎にも鼻水や咳の風邪にも使う漢方、小青竜湯

でも、風邪をひいたときって、
だんだんと鼻水の色が変わっていきませんか?

どろっとした黄色い鼻水は、
ウィルスや細菌と戦って役目を終えた免疫細胞(白血球)たち。

簡単に説明すると・・・

風邪をひくと、鼻やのどの粘膜にある免疫細胞が
侵入した菌やウイルスをやっつけようと出動します。

その戦いの場所となるのが鼻の場合、
菌と戦った白血球の残骸と死んだ菌でできているのが、
黄色くなった鼻水(膿)です。

だから、鼻水は<止める>よりも<出しきる>ことが大切です。

こういう時、漢方薬もやさしくサポートしてくれます。

鼻づまりや粘りのある黄色い鼻水には、
葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)、
これがファーストチョイスです。

鼻づまりからくる頭痛にもよいです。

文字通り、葛根湯に川キュウと辛夷を加えた漢方薬です。

川きゅうは、血行をよくして、
痛みをおさえるはたらきがあります。

辛夷(しんい)は、鼻とおりをよくします。

この漢方薬の飲み方には、コツがあります。

それはひどくなってから飲むよりも、早めに飲むこと。

具体的にいうと、
鼻水の色が変わってきた時、
ちょっと鼻が詰まりだした、
こういう早めのタイミングで飲んだ方がよく効きます。

うちの子どもたちが鼻がつまり出した時にもよく使います。

*子どもへの漢方薬の飲ませ方はこちらも参考にしてくださいね!
漢方は苦くて嫌だ!と飲まない子どもに試してほしい漢方薬の飲ませ方

あと、私は副鼻腔炎になりやすいので、
風邪の鼻水が黄色くなりだしたら、
葛根湯加川きゅう辛夷を飲んで様子をみることもよくあります。

副鼻腔炎を抗生物質なしで自力で治すために私が使った漢方薬とハーブ

黄色い鼻水が止まらない、長引く鼻づまりによい漢方、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう、104番)、チクナイン

我が家の場合は、
葛根湯加川きゅう辛夷を飲んでも症状がなかなか治らない、
どろっとした黄色い鼻水が止まらないときは、
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)を飲みます。

黄ゴン、山梔子、石膏、知母、百合といった
熱をさまして炎症をやわらげる生薬、

麦門冬、枇杷葉、知母、百合
といった潤いをあたえて炎症をやわらげる生薬、

辛夷や升麻といった鼻づまりを改善する生薬、

辛夷清肺湯は合計9種類の生薬からなります。

こちらの方が、葛根湯加川きゅう辛夷よりも、
鼻粘膜の腫れや炎症を抑えるはたらきは強いです。

ただ、苦くて飲みにくいんですよね。

辛夷清肺湯は、<チクナイン>という名前でドラックストアで販売されています。
(時々、テレビCMでも見かけますね。)

チクナインについて
鼻の炎症をおさえて膿をだし、
鼻づまりや副鼻腔炎、蓄膿症に使われる漢方薬として、小林製薬から販売。
カタカナの名前ですが、中身は辛夷清肺湯と同じです。
生薬量(成分量)は、医療用よりも少なめです。

by カエレバ

漢方薬に加えてオススメなのが、
精油(アロマ)です。

ユーカリ ラディアタやラベンサラといった精油は、
鼻水(膿)を外に出すのも助けてくれます。

おだやかな抗生物質のようにも
はたらいてくれます。

鼻の症状の改善に大活躍します。

もちろん、お子さんも一緒に使えます。

漢方薬を飲みながら使っても問題ありません。

子どもの鼻づまりやどろっとした黄色い鼻水が止まらない、なかなかスッキリ治らない。

そんな時は、漢方やアロマをぜひ活用してみてくださいね。





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ABOUTこの記事をかいた人

清水 みゆき

ママのためのやさしい漢方薬剤師。
漢方調剤薬局につとめる現役ママ薬剤師&ハーバルセラピスト。

漢方やハーブのおかげで、家族みんな元気な笑顔で暮らしています。
一見、難しそうで敬遠されがちな漢方やハーブ。
家族の健康を守るママにこそ、その良さを知ってほしい!もっと生活に生かしてほしい!と専門性を生かして活動しています。

勤務先の薬局や地域の公民館で不定期でアロマ&ハーブ講座をリクエスト開催。
2016年度からは、完全オリジナルの漢方やハーブのオンラインレッスンをスタート。
毎回すぐにお申込みいただき、現在第8期まで開催。
「やさしい言葉でわかりやすくて、すぐに実践できる!」と好評いただいています。
ママが女性らしく生きるための漢方とハーブの講座も2016年に開催。
2019年にはオンライン講座としてスタート予定です。

■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト


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