葛根湯を食後に飲んでしまった!漢方薬を食後に飲んでも大丈夫?




こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水みゆきです。

今回は、漢方薬を飲むタイミングについて、食前と食後と食間いつ飲むとよいのかを漢方専門の薬剤師がお話します。

 

「葛根湯を飲むタイミングは食後でもよいですか?」

「漢方薬を食後に飲むと問題がありますか?」

勤務先の漢方調剤薬局では、患者さんから漢方薬を飲むタイミングについて、よく質問されます。

せっかく飲む漢方薬、しっかり効いてほしいですし、
なにか副作用があったら大変ですよね。

でも、実は、漢方薬を飲むタイミングって、あまり気にしなくてもいいんです。
ご存知でしたか?

それでは、詳しくお話していきますね!

■こんな方にオススメです■
・漢方薬を食前でなく、食後に飲んでよいのかわからない方

・漢方薬を食後に飲んでしまったと不安な方

 

漢方薬を食後に飲んでも大丈夫?

「漢方薬は、食前や食間(しょくかん)の空腹時に飲まないといけない。」
そう思っている方って、意外と多いです。

つい、漢方薬を食事の前に飲むのを忘れてしまう、
食後は飲んだらダメだから、飲まずにいる、
そして、大量に漢方薬が余っているという方もいらっしゃいます。

それは、もったいなさすぎます!!

 

実は、漢方薬って、好きなときに飲んでもいいんです。
食後に飲んでも、もちろん大丈夫です。

 

朝ごはん前に飲み忘れたのならば、朝食後でもOK。

食後すぐでも大丈夫です。

寝る前に、夜の分を飲み忘れてたことに気づいたら、寝る前に漢方薬を飲んでも問題ありません。

こんな風に飲み忘れに気づいた時点で飲んで大丈夫です。

 

ちなみに、漢方薬を1日3回飲む場合、<理想的な>漢方薬の飲むタイミングはこうなります。

・7時(起床後もしくは朝食前)
・14時(おやつ前)
・22時(夕食後から寝る前の間;食間)

だいたい、7時間の等間隔になっていますよね。

これが理想的。

でも、漢方薬を飲む時間やタイミングにこだわって、漢方薬を飲む回数が減るよりは、
いつでもいいから、1日3回ならきちんと3回しっかり飲んだ方がず~っといいです。

 

漢方薬をのむ間隔は3~4時間くらいあければ大丈夫です。

特に、体質改善や長く続く慢性的な不調で漢方薬を飲んでいるときは、
一日のうちのいつ飲むかよりも、毎日欠かさずに続けて飲むことがなによりも大切です。

 

葛根湯、麻黄湯、小青竜湯、五苓散など、
風邪やインフルエンザ、鼻水、吐き気や下痢といった
急におきた症状、
急いで飲んだ方がいい場合は、
食事のタイミングを気にせずに、すぐに飲んだ方が効きます。

例えば、葛根湯を食後に飲んでも大丈夫です。

 

漢方薬の飲み方については、こちらのブログ記事も参考にしてくださいね。
早く風邪を治すために、効果的な風邪の漢方薬の飲み方
止まらない咳や鼻水┃漢方薬の飲み合わせと効果的な飲み方
漢方薬の飲み方は目的次第、1日1回でも毎日続けて飲んだ方が効果的

 

漢方薬はなぜ食前に飲むの?漢方を食前や食間に飲むとよいと言われる理由

 

「漢方薬を食後に飲んでも問題ない」

そうはいっても、病院や薬局では、
漢方薬は食前や食間の空腹時に飲むように言われることが多いです。

どうしてでしょうか?

 

食前は、食事の30分前。

食間は、だいたい食後2~3時間がたった頃、食事と食事の間です。
(たまに、食間=食事中という方もおられますが、違うので注意してくださいね。)

 

食前や食間は、胃の中がからっぽの状態。
酸性の環境になっています。

漢方薬はいろいろな成分が含まれています。

その大部分をしめる配糖体という成分は、酸性だと吸収がよくなります。

配糖体の他に、お薬としての効果が強くて、副作用もでやすいアルカロイドという成分があります。

このアルカロイドは、酸性だと逆に吸収が悪くなってしまいます。

 

つまり、漢方薬を食前や食間に飲むとよい理由は、

食前や食間のからだ(胃)の状態(=酸性)が、漢方薬の成分の吸収をよくして、素早く効果が出て、副作用がでやすい成分のはたらきをおだやかにする

と考えられているからです。

 

ですが、もし、食後に飲んだとしても、影響はわずかです。

漢方薬を食後に飲むと効果が半分に減ってしまうなんてありません。
安心してくださいね。

 

また、漢方薬の副作用を防ぐために、食後に漢方を飲んだ方がよい場合もあります。
漢方薬は食前や食間ではなく、あえて食後に飲む方がよい場合もある!

 

まとめ

ということで、漢方薬を飲むタイミングについて、食後に飲んでも大丈夫かについて、お話してきました。

 

毎日忙しいお母さんは、決められた時間に毎日飲むのはなかなか難しいかもしれません。

でも、食前や空腹時にこだわる必要はありません。

漢方薬の効果的な飲み方は、自分が都合がよいタイミングで、3~4時間あけて飲むのが一番です。

せっかく飲む漢方薬、しっかり体の中にいれて効かせていきましょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

清水 みゆき

ママのためのやさしい漢方薬剤師。
漢方調剤薬局につとめる現役ママ薬剤師&ハーバルセラピスト。

漢方やハーブのおかげで、家族みんな元気な笑顔で暮らしています。
一見、難しそうで敬遠されがちな漢方やハーブ。
家族の健康を守るママにこそ、その良さを知ってほしい!もっと生活に生かしてほしい!と専門性を生かして活動しています。

勤務先の薬局や地域の公民館で不定期でアロマ&ハーブ講座をリクエスト開催。
2016年度からは、完全オリジナルの漢方やハーブのオンラインレッスンをスタート。
毎回すぐにお申込みいただき、現在第8期まで開催。
「やさしい言葉でわかりやすくて、すぐに実践できる!」と好評いただいています。
ママが女性らしく生きるための漢方とハーブの講座も2016年に開催。
2019年にはオンライン講座としてスタート予定です。

■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト


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