こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。
この記事では、ハーブティーをブレンドするときの組み合わせについて、お話します。
お店で売っているハーブティーを見てみると、
たくさんの種類のハーブがブレンドされているものもありますね。
こんなにいっぱいハーブが入っていて大丈夫なのかな?
ハーブティーをブレンドするときに相性ってあるのかな?
そんな疑問をもつ方もいるかもしれません。
それでは、詳しくお話していきますね!
ハーブティーの組み合わせで、相性のよくないハーブはありますか?
ハーブをブレンドすることで、効果が高まるならいいですが、
逆に、効果をうち消しあったり、副作用のようなものがでると困りますよね。
ハーブティーを組み合わせることで、
ハーブの効果が打ち消しあう、副作用がでるというのは、
私は聞いたことがないです。
*薬(医薬品)とハーブの相互作用があるもの、つまり、飲み合わせがよくないものはあります。
ただし、香りが強めのハーブは、
ハーブティーのブレンドにいれすぎると、その香りが主張しすぎて強いかなという気はします。
例えば、ペパーミントやラベンダーといったハーブは、香りが強め。
ハーブティーにブレンドするときは、ハーブの量(割合)に気をつけた方がいいですね。
ハーブの組み合わせで、相性のよいハーブはありますか?
ハーブをブレンドすることで生まれる相乗効果は、いろいろあります!
いわゆる飲み合わせのよいハーブですね。
・ネトル+ローズヒップのブレンド。
鉄分がたくさん含まれているネトルとビタミンCが多いローズヒップを組み合わせると、
鉄分の吸収がよくなる相乗効果があります。
・ハイビスカス+ローズヒップのブレンド。
クエン酸がたくさん含まれているハイビスカスとローズヒップとの組み合わせは、
クエン酸+ビタミンCのダブルパワーで、疲労回復効果がアップします。
ローズヒップ自体はあまり味や香りがないのですが、
ブレンドすると、ハーブティー全体がまろやかになる感じがします。
(誤解している方も多いんですが、ローズヒップってあまり酸っぱくないんですよ^^)
私は、ハーブは1種類で飲むよりもブレンドした方が、
相乗効果も期待できますが、
ハーブティーの風味や香りが、よりおいしくなるとおもいます。
でも、ブレンドするハーブの種類が多すぎると、
せっかくのハーブの味も、香りも、効果も、よくわからなくなってしまうことも・・・。
そのハーブティーをのむ目的がぼやけてしまう感じです。
だから多くても、5、6種類くらいのハーブの組み合わせにしています。
リフレッシュやお楽しみでブレンドするときは、
そんなに深く効果について考える必要はないとおもいます。
おいしく、楽しくハーブティーをいただくのが一番!
ハーブティーをブレンドするおもしろさも、ぜひ一緒にあじわってくださいね。
こちらのブログ記事もご参考に!
小学生でもできる!ハーブティーのブレンドを自分でつくる簡単な方法
さいごに
というわけで、
ハーブティーをブレンドするときの組み合わせについてお話してきました。
香りにも気をつけながら、効果的なハーブティーのブレンドも取り入れてみてくださいね。
自分でハーブティーをブレンドできると、生活がより豊かになります。
いろいろなハーブティーを組み合わせてブレンドして楽しんでくださいね!