薬を塗っているのに、おむつかぶれがなおらずに悪化するのはなぜ?




あかちゃんのママにぜひ知ってほしいとおもったことが、
薬局でありました。

漢方やハーブの話題からそれますが、お届けしますね。

ちゃんとお薬を塗っているのになおらずに悪くなるのはなぜ?

薬局での出来事です。

「お尻のただれが、前に病院でもらった薬を塗ってもなおらないんです。
むしろ、よくなるどころか、悪化していったので、皮膚科に行きました」

患者さんに詳しく聞くと、
以前に病院でもらったという薬は、ステロイド軟膏でした。

そして、今回、皮膚科でもらった薬は、抗真菌薬の軟膏でした。

おそらく、おしりのただれは、
カンジタ菌による皮膚炎だったのだとおもいます。

カンジタというのは、カビ(真菌)のひとつです。

カビというと、
古いパンにできるカビ、
お風呂の黒カビ、
なんだか衛生状態が悪くて、不潔にしているというイメージがあるかもしれません。

でも、実は、常在菌とよばれるものです。

口や胃の中に普通にいつもいる菌です。

ただ、免疫力が落ちているときや、
あかちゃんのおむつのように、湿度が高くてあたたかい場所では
増えやすくなってしまいます。

患者さんもね、

「かゆみがでてから、下着や洗うこととか、すごく気にしているのに、
カビが原因といわれて、ショックでした」

って、おっしゃっていました。

不潔さが原因ではなくて、抵抗力の低下が原因とご説明すると、
ほっとした表情でした。

清潔にしすぎても、皮膚の抵抗力が弱くなってしまって、
増えやすくなることもあります。
気をつけたいですね。

カンジタ菌の皮膚炎だったら、
抗真菌剤の塗り薬でないと、なおりません。
(根気がいりますが、アロマ(精油)という選択肢もあります)

ステロイドでもなおりませんし、ワセリンや保湿剤でもなおりません。

悪化する前だったら、ハーブウォーター(芳香蒸留水)で改善できますが、
ただれてしまうと、ちょっと手ごわいような気がします。

おしりが赤くなって、炎症が起きているからといって
余っていたステロイドの塗り薬をつかっていると、
よくなるどころか、さらに悪くなってしまうことがあることもあります。

それは、ステロイドが免疫をおさえる方にはたらいて、
カンジタ菌が増えるのを助けてしまうからです。

しかも、おしりや陰部はステロイドが吸収されやすい場所。

ステロイドでもあまり強いものは使えません。

カンジタ菌の皮膚炎と、おむつかぶれやお尻のただれを見た目で見分けるのは、
なかなか難しいとおもいます。

ハーブウォーターや保湿剤でよくなれば問題ありませんが、

症状がひどくなっていく場合は、
自己判断で薬を使ったりせずに、ちゃんと皮膚科を受診するようにしましょうね。





無料メール講座
■現役薬剤師が教える
薬に頼りたくないママのための漢方生活のはじめ方
11のヒント

 

家族のことを大事に思うからこそ、
できるだけ薬だけに頼らずに、健康に暮らしたいですよね。

 

漢方専門の薬剤師である私が、
家族の健康を大切にするママのために、<漢方でできること>をやさしい言葉でわかりやすくまとめました。

 

11日間にわたってお届けするメールには、健康的な体つくりのヒントや毎日の生活を見直すきっかけが、たくさん詰まっています。

 

ご購読は無料です。

ぜひ読んで活用していただいて、
薬に頼らずに自然の力で、
家族みんなで元気に笑顔で過ごしてくださいね!

 

今すぐ詳細ページをご確認ください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

清水 みゆき

ママのためのやさしい漢方薬剤師。
漢方調剤薬局につとめる現役ママ薬剤師&ハーバルセラピスト。

漢方やハーブのおかげで、家族みんな元気な笑顔で暮らしています。
一見、難しそうで敬遠されがちな漢方やハーブ。
家族の健康を守るママにこそ、その良さを知ってほしい!もっと生活に生かしてほしい!と専門性を生かして活動しています。

勤務先の薬局や地域の公民館で不定期でアロマ&ハーブ講座をリクエスト開催。
2016年度からは、完全オリジナルの漢方やハーブのオンラインレッスンをスタート。
毎回すぐにお申込みいただき、現在第8期まで開催。
「やさしい言葉でわかりやすくて、すぐに実践できる!」と好評いただいています。
ママが女性らしく生きるための漢方とハーブの講座も2016年に開催。
2019年にはオンライン講座としてスタート予定です。

■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト


私や家族が漢方に助けられた経験談や、ハーブや漢方でどんなふうに健康的な暮らしをしているかは、こちらをご覧くださいね。 取材・講演依頼などお問い合わせはこちらからお願いします。