牛乳アレルギーの人は注意!インフルエンザ薬のイナビルやリレンザ




こんにちは。
ママのためのやさしい漢方 薬剤師の清水 みゆきです。

この記事では、インフルエンザ治療薬と牛乳アレルギーについてお話します。

インフルエンザ検査で陽性がでると、
必ずといっていいほど、インフルエンザ治療薬が処方されますよね。

タミフル、新薬のゾフルーザは飲み薬、
イナビル、タミフルは吸入薬、
選択肢もいろいろです。

でも、知っていましたか?
イナビルやリレンザといった吸うタイプのインフルエンザの治療薬は、牛乳アレルギーの人は注意が必要な薬なんです。

詳しくお話していきますね。

病院で処方されるインフルエンザ治療薬、タミフル・リレンザ・イナビルの違い

今は、イナビルやリレンザといった吸入薬(機械を使って口から吸い込む薬)が、インフルエンザの治療にメインで使われています。

(ゾフルーザは耐性の問題がありますが、2019年シーズンは爆発的に使われていますね^^;)

まだ、吸入ができない赤ちゃんや子どもは、タミフル(飲み薬、粉もあり)になります。

インフルエンザには漢方薬も有効なんですよ。
麻黄湯とイナビルは併用可能!子どものインフルエンザにもっと漢方を

イナビルは、口から吸う、吸入薬です。
1回吸入するだけで、長く効くタイプのお薬です。

タミフルは、5日間飲まなければいけません。

リレンザという別の吸入のお薬も、
1日2回、5日間続けて吸入をしなければいけません。

そう考えると、
イナビルの1回だけの吸入は、とってもラクチンです。

でも、特に、子どもは吸入に慣れていないことが多いもの。

一回勝負のイナビルの吸入をきちんと吸入することができなかったら、効き目めがでない!

そう考えて、わざと1日2回、5日間吸入が必要なリレンザが、子どものインフルエンザに使われることもあるようです。

(イナビルの方が長く効くので1回ですみますが、リレンザも同様の効果があります。)

ちなみに、インフルエンザ治療薬は発症後48時間以内に使う必要があります。

なので、イナビルが効かなかったから、今度はリレンザを処方ってことはありません。
(イナビルとリレンザを併用することもありません)

タミフル、リレンザ、イナビルの添付文書(お薬の説明書)には、
「抗ウイルス薬の投与がインフルエンザ感染症の全ての患者に対して必須ではないことを踏まえ、患者の状態を十分観察した上で、使用の必要性を慎重に検討すること。」
こう書いてあります。

インフルエンザは、本来、ゆっくり安静にしていたら、
自分のちからで回復するものです。

薬を使うか使わないかは、判断がわかれるところですね。

「つらい熱やだるさを1日でもいいから短くしたい。」という人には、ありがたいかもしれませんね。

牛乳アレルギーの人はイナビルやリレンザといったインフルエンザ治療薬に気をつけて!

うちの長男は、卵・牛乳・大豆の食物アレルギーがありました。

今はほとんど病院に行くこともない元気なサッカー少年ですが、
小さい頃はよくお世話になっていました。
詳しくはプロフィールをお読みくださいね

食物アレルギーのため、毎日の食事やおやつにも気をつけていましたが、
病院で出される薬にも注意していました。

「病院でもらうお薬だから、大丈夫!」

そう思っているお母さんも多いのでは?

でもね、気をつけないといけない薬もあるんです。

実際に、長男も病院で処方された薬に、
レフトーゼ(今は使われません)という卵アレルギーにはダメなものがありました。

すぐに変えてもらいましたが、かなり驚きました。

イナビルやリレンザといったインフルエンザ治療薬は、
牛乳や乳製品などの乳(牛乳)アレルギーの方は注意が必要です。

というのは、吸入する薬の粉末に<乳たんぱく>が含まれるからです。

タミフルは牛乳アレルギーの人でも問題ありません。

薬の副作用などの報告が掲載されている安全性情報に、
インフルエンザの吸入薬で、アナフィラキシーがおきた報告例が書いてありました。

報告によると、
牛乳のアレルギーだけではなく、他の食べ物のアレルギーやぜんそくの持病もあったそうです。
幸い、その後の治療で大事にはいたらなかったよう。
本当によかったです。

ぜんそくなどの持病をお持ちの方も注意が必要ですね。

牛乳アレルギーの人は、
タンナルビン(下痢止め)、
ラックビーR、エンテロノンR(乳酸菌製剤、整腸剤)
(*同じラックビーでも、ラックビー微粒Nは牛乳由来成分を含まないので大丈夫です)
この薬にも注意してくださいね。

まとめ

というわけで、
牛乳アレルギーの方は、リレンザ、イナビルといった吸うタイプ(吸入薬)のインフルエンザ薬に注意が必要です。

インフルエンザの薬に限らず、
アレルギーや持病、他に飲んでいるお薬、気になることは、
お医者さんや薬剤師さんにちゃんと伝えることが大切ですね。

特に、子どもを守るために!

もちろん、私たち医療者も注意していますが、
「自分や家族のからだは自分で守る!」
心がけてくださいね。





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清水 みゆき

ママのためのやさしい漢方薬剤師。
漢方調剤薬局につとめる現役ママ薬剤師&ハーバルセラピスト。

漢方やハーブのおかげで、家族みんな元気な笑顔で暮らしています。
一見、難しそうで敬遠されがちな漢方やハーブ。
家族の健康を守るママにこそ、その良さを知ってほしい!もっと生活に生かしてほしい!と専門性を生かして活動しています。

勤務先の薬局や地域の公民館で不定期でアロマ&ハーブ講座をリクエスト開催。
2016年度からは、完全オリジナルの漢方やハーブのオンラインレッスンをスタート。
毎回すぐにお申込みいただき、現在第8期まで開催。
「やさしい言葉でわかりやすくて、すぐに実践できる!」と好評いただいています。
ママが女性らしく生きるための漢方とハーブの講座も2016年に開催。
2019年にはオンライン講座としてスタート予定です。

■薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
■JAMHA認定ハーバルセラピスト


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